サモトラケのニケに逢いたくて

ある一連の事件（ニュース）の記事を検索しているといろいろなサイトに行き当たります。
それはそれでいろいろな発見があって楽しい。気に入ったのに、お気に入りに入れ忘れてしまって行けなくなってしまったサイトもたくさんある。
そんななかで、昨夜ブログの更新を後回しにしてまで真剣に見ていたサイトがある。
正直、なぜもっと早くこのサイトに来ることができなかったんだろう？？？と思ったほどだ。

どんなサイトかというと、あるフリーライターの人のＨＰなのであるがこれが途中からガン闘病記に変わる。
現実を冷静に見つめた文と、シニカルででも温かみのある言葉。
時間を忘れてず〜っと見ていました。

あいだみつをの言葉だったでしょうか？
あなたが無駄にした時間は、なくなった人が過ごしたくてもすごせなかった時間だったかも知れない（ちょこっと違うかもしれませんが）、確かこのような意味合いの言葉だったと思います。
最近の自分を思い返し、いかに時間を無駄にしていたか思いました。

時間だけじゃありません。
なんというか、言葉にできない何かがあるんです。
それを彼はちゃんと言葉にしているんです。
まだまだ日記は読みかけです。けれど、先ほどそれとは違ったページを見つけました
。
彼がなくなる数日前の数行の言葉。
ただただ涙が出てくるばかりでした。

今度の土曜に、以前放送されたETV特集を再々放送するそうです。