サモトラケのニケに逢いたくて

時々道路の橋で見かける風景。
交差点の歩道の部分や交差点の角にあるお店の駐車場などにテント（運動会に使用してあるようなもの）を設置しその下で１０人近くの人がなにかしている。
話を聞いていると交通量の調査かなにかをしているとのこと。

これを見てギモン。
果たして、その交通量の調査をするのにそんなに人数が必要なんでしょうか？
以前、その交通量調査のアルバイトの募集をみていたのだけれど、一日結構いいバイト代がもらえるらしい。
しかし、である。
そのバイト代はいったいどこからでているのか？
仕事の発注元が官庁なら結局が税金ではないだろうか？
確かに自分がバイトをするならそれだけもらえたらと思うだろう。けれど、民間企業でも無駄を省いて経営しているこの今、果たしてそれは有益なことなんだろうか？
非常に無駄に思えて仕方がないのだ。

こんなことを思うのは、私だけでしょうか？

ヒューザーの問題といい、ライブドアの問題といい、昨年のライブドアのフジテレビの買収の件もそうだけれど、ことが起きてからこの分野の基準がおかしいと法改正に向かうのではいつまでたっても泥縄にしか思えてならない。確かにどこかで基準（あるいはルール）をつくらなければいけないのだろうけれど、それを作る人たちがその分野のことをよく理解している人たちでなければならないと思うのに、なぜか現場から遠い人たちが議論してそれで決まってしまう。
事件は会議室で起こってるんじゃない、現場でおきてるんだと青島も言ってたではないか。
私たちの身を削って収めている税金を使う（もらって）んだから、それなりに真剣に考えてほしいと思うのだ。